先角の芯の作り直し

今日は先角の芯素材についての記事を書こうと思います。

コストパフォーマンス抜群先角交換
こちらのページ↑で書いたように、マエストロの先角交換はねじ切り標準装備。
先角の素材の中心には、キューのシャフトとつながっている部分(以降”芯”とよびます。)があります。
この部分にねじ山をつくり、それに合うように先角素材も加工することで、より強固で一体感がでるように仕上げます。
多くの場合は、もともとついている芯を利用して作ります。

では、どんなときに芯の交換が必要となるのでしょうか??

そのままの状態の芯を利用して、先角を取り付けても、先角が浮いてきて隙間ができたり、音鳴りの原因となる可能性が高いと思われる時は、芯を作り直すことをご提案させていただいております。
具体的には、こんな時です↓

  • 芯の素材自体が非常にもろい状態(ひび等)になっているとき
  • 芯が細い場合
  • ねじ切り加工をするのに必要な太さを満たしていない場合です。
    (芯材へのねじ切り加工を希望されている場合)

三番目のケースでは、お客様に”芯材そのままで単純キャップ構造(ねじ切りなし)” か ”芯材入れ直し+ねじ切り加工” を選んでいただくことにしています。

 

 

今回、芯の作り直しも含めての先角交換のご依頼がありましたので、その工程をご紹介させてもらいます。
まずは、こちら。
もともとついていた先角をきれいに取り外した状態の写真です↓
修理前の先角芯の状態
先角が細くて、ねじ山があるにはあるのですが、崩れてしまっているのが確認できると思います。
これでは、ちょっと心細いですね。

そこで、その芯部分は取り除き、新たにインサート加工をします↓
メープルインサート加工

十分に接着時間をおいたのち、これにねじ切り加工をします↓
芯入れ直し、そこにさらにねじ切りを。
よし!きれいにできたっ!
これで、安心です!