エクステンションの革巻き加工

エクステンションを取り付けられるように加工してくださいという依頼は結構あります。

小さいパーツですが、意外と大変な作業です。
加工するエクステンションはMEZZ製のものですが、MEZZの文字も消していいからグリップを長くしてくださいとの事。

できるだけ長く溝を作りたいというリクエスト

でしたので、まず治具(溝作成作業が正確にきれいにできるようにする補助的な道具)をまずつくることから開始!!

修理を開始する時、まず治具作成から・・・というシチュエーションはよくあります。

革のサイズをグリップにあわせてカットしてからうまーく巻いていきます。

ちょっと革のサイズが小さくみえますが、実際はバッチリピッタリサイズです。
この後、微調整しながら完璧にサイズをあわせていきます。
革なんで、多少は伸び縮みするので大体でいいやーって作業してしまうと
やはりその分仕上がりは悪くなります。
ここはなるべく完璧にしたいです。
よく一般の方も革巻きしたりしますが、この辺りの処理や接着剤の量、巻き方、素材の選び方をもう少しよく考えて巻くといいかもしれませんね。
って、全部じゃん!!
そうなんです、それほど革巻きは難しいという事なんですね。
僕も革巻きをはじめてから10年になりますが、いまだに新しい発見があります。
実はとても奥深いです。(^^)

巻き上がりました。
今回の革はCA#07(茶色の牛革・トカゲ模様型押し)です。

つなぎ目は中心にあります。
写真の上の方につないだ跡がみえると思います。
つなぎ目が見えるのは仕方ないことなのですが、当店のこだわりとして、いかにつなぎ目を美しくみせるかにこだわって作業しています。

上下共に削り量はバッチリです。
段差は全然ありません。
大変だったけど、納得のいく仕事ができた時の満足感は違うな〜(^^)